民泊を始める前に知っておいてほしい家の設備や条件と費用について

 

個人事業主になって一軒家を使い民泊を始めたい

けど… 始められるか不安… どんな費用が必要なの?

そんな人向けに知っておいてほしい条件と費用を記載しました。

 

 

1. 地域や土地の条件を確認する

 

 

家を貸し出すことができる地域とできない地域があり以下の条件に当てはまらないことを確認しなければなりません。

 

 

● 学校などの周辺地域敷地の周囲110m以内の区域

● 都市計画を行っている地域

● 低層住居専用地域

● 中高層住居専用地域

 

 

まずはそれぞれの都道府県のサイトで地域のルールを確認してください。

 

 

2. 建物の条件を確認する

 

 

家の設備では下記の4つが必須です。

 

● 台所

● 浴室

● トイレ

● 洗面設備(ユニットバスでもOK)

 

 

また居室(リビング、ダイニング、キッチン、個室などが居室にあたり、トイレ、浴室、洗面室、玄関は居室に含まない)床面積は、宿泊者1人当たり3.3㎡以上確保する必要があるので一人2帖分のスペースが必要となってきます。

 

また建物が登記されていることも必須条件となりますので

登記されているかを法務局に確認してみましょう。

 

 

主にかかる費用

 

 

1. 管理業務を委託費用

 

居室が5室を超える場合や宿泊している際に本人が不在となる際は

管理業務を委託する必要があり、業者にもよりますが、

売り上げの数十パーセントを支払う必要があるので

委託しなければならない場合

それ以上に利益の見込みがあるか始める前に確認しとくといいでしょう。

 

2. 事業系一般廃棄物

 

宿泊者が出したごみは家庭ごみのように無料で引き取ってもらうことができず

事業系一般廃棄物として引き取ってもらう必要があります。

 

3. 火災報知器

 

民泊の申請の際に 消防法令適合通知書を発行してもらいますが

火災報知器をつける必要があります。

家の形状や本人不在の場合など条件によりますが

ホームセンターで購入できる数千円のものを寝室につけるだけの場合もありますが

数万円の火災報知機をすべての部屋につける必要がある場合もありますので

消防の方に見てもらう必要があります。

 

 

4. 生活必需品

 

 

キッチン用品

バスタオル

フェイスタオル

シャンプー リンス

布団やベッド

歯磨き

ハンガー

 

 

必ず必須ではありませんが

あると予約が取りやすくなるものは WIFI です。

特に海外からの旅行者は日本で使えるネット環境がない方もいるので

金銭的に余裕があればつけたほうが良いかもしれません。

 

 

 

私の場合5人宿泊可能なまるまる1軒貸し切り部屋でペンキで壁を塗りすこしリフォームの費用を含み費用4万円ほどでした。

 

参考になればうれしいです。